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ICheckコラム

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡者数(世界基準)と国別の致死率を紹介【2020年】

監修医師プロフィール

堤 直也

社会人経験の後、医学部学士入学を経て、医師となる。
国立病院機構等勤務のあと青い鳥会に勤務し現在に至る。
総合内科医、在宅医療の専門医として在宅医療の意味に真摯に向きあう。

コロナウイルスのイメージ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって命を落としてしまったという悲しいニュースが絶えない毎日ですが、皆さんは世界における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者と死亡者数をどこまで把握していますか?

日本だけではなく世界を恐怖に陥れた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、今もなおその勢いは収まることなく感染拡大し続け、新たな死者を出し続けています。

この記事では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡者数(世界基準)と国別の致死率をご紹介していきます。

もう一度新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の恐ろしさを再確認し、改めて感染拡大防止に努めることが大事であることを理解していただけたら幸いです。

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡者数(世界基準)

世界とコロナウイルスのイメージ

中国の武漢市で初めて発見された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、瞬く間に世界各国へ感染拡大し、1年も経たないうちに150万人以上の死者を出しています。

以下は、2020年12月18日15時に厚生労働省が報告した「国別の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」の死亡者数です。

死亡者数感染者数
アメリカ310,699人17,206,647人
インド144,789人9,979,447人
ブラジル184,827人7,110,434人
ロシア48,568人2,736,727人
フランス59,733人2,483,524人
トルコ17,364人1,955,680人
イギリス66,150人1,954,268人
イタリア67,220人1,906,377人
スペイン48,777人1,785,421人
アルゼンチン41,534人1,524,372人
コロンビア39,787人1,468,795人
ドイツ25,027人1,454,009人
メキシコ116,487人1,289,298人
ポーランド24,345人1,171,854人
イラン53,095人1,138,530人
ペルー36,858人989,457人
ウクライナ16,579人957,692人
南アフリカ24,011人892,813人
オランダ10,408人662,943人
インドネシア19,390人643,508人
ベルギー18,371人618,204人
チェコ10,036人602,404人
イラク12,650人580,449人
チリ16,007人578,732人
ルーマニア13,969人577,446人
バングラデシュ7,192人496,975人
日本2,783人190,138人
中国4,634人86,789人
韓国645人47,515人

各国のニュースを振り返りながら、死亡者数が増えてしまった経緯をご紹介していきます。

イタリアの死亡者数が中国を超える【2020年3月19日】

ユーザー

発生源が中国なのに、他の国の方が死亡者数が多いんですね。

ICheck

中国の武漢市で発見された後、イタリアやスペインでパンデミックが起こり、感染者数が爆発しました。

イタリアは2020年3月19日時点で死亡者数3,405人を超え、初めて中国の死亡者数を超えた国となってしまいました。

全世界で死亡者数10万を超えてしまう【4月11日】

ユーザー

国別で死亡者数を見ると、10万人を超えるところもあって言葉を失ってしまいます…。

ICheck

コロナの感染拡大の勢いは凄まじく、2020年4月11日には全世界で10万人を超える死者を出しています。

ユーザー

そんなに早い段階から世界でたくさんの死者が出ていたんですか?

ICheck

死亡者数10万人を超えた時点では、イタリア・アメリカ・スペイン・フランス・イギリスの5カ国だけで死亡者数の70%以上を占めています。

パンデミックが起きた国、医療環境が整っていない国で特に多くの死亡者を出してしまったということです。

そして、わずか2週間後には世界の感染死亡者数が20万人を超えたという報告がされ、イタリアを抜いてアメリカが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染死者数で世界最多となりました。

新型コロナ感染死亡者数が30万人を超える【5月15日】

ユーザー

中国、アメリカ、ヨーロッパ以外の国は、いつから感染者や死亡者が増えていったんですか?

ICheck

2020年5月15日、全世界の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染死亡者数が30万人を超えました。

この時期はアメリカやヨーロッパ各国の感染者数、死亡者数増加のペースは少し緩やかになってきましたが、南米や南アジアで爆発的な感染拡大が報告され、それに伴い死亡者数も増加したことが分かっています。

半年で累計死亡者数50万人を超える【6月29日】

ユーザー

武漢市の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がニュースで話題になった時、ちょっと酷いくらいのインフルエンザだと思っていましたが、こんなに感染力が高くてたくさんの死亡者を出すなんて思ってもいませんでした…。

ICheck

それは誰しもが思っていることでしょう。

予想を超える厄介なウイルスだったからこそ、世界中の医療機関・医療従事者を混乱に招いたのです。

その脅威は数字にも表れており、たった半年程度で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による累計死亡者数が50万人を超えたことが報告されています。

世界の感染死亡者数100万人を突破【9月29日】

ユーザー

日本のニュースばかり注目していましたが、いつの間にか世界ではとんでもない数の死亡者数に達していたんですね…。

ICheck

2020年9月29日、遂に大台となる世界の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染死亡者数100万人を超えてしまいました。

感染者数、死亡者数ともにアメリカが世界最多となっており、南アジアのインドも世界で三本の指に入る死亡者数の国となってしまいました。

累計死亡者数150万人を超える【12月4日】

ユーザー

全世界の死亡者数が150万人を超えたというニュースを見ました。

このまま200万人、300万人と増え続けてしまうんでしょうか?

ICheck

アメリカでは第一波のピークを超える新規死亡者数が確認され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者は年末に病床の77%を占領するだろうといわれています。

医療従事者不足が問題となっている国もあり、死亡者数が一気に減少することはまだ考えにくく、200万人を超えることは予想されています。

ユーザー

一生新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の恐怖と付き合っていかなければならないんですか?

ICheck

実は、世界各国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンの接種が進められています。

日本では2021年2月下旬を目処に、医療従事者への接種が計画されています。

ユーザー

私たち一般の人も2021年にはワクチンを接種できるんでしょうか?

ICheck

現時点では、医療従事者へのワクチン接種は2021年3月中旬までと計画されています。

3月下旬には高齢者を対象に、そして4月以降は基礎疾患のある患者を対象にワクチンの接種が開始できるように計画が進められていることが厚生労働省によって発表されています。

国別の新型コロナ致死率

倦怠感

最後に、国別の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の致死率をご紹介します。

以下は米ジョンズ・ホプキンス大学が報告した、2020年12月18日時点の国別の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の致死率です。

致死率
メキシコ9%
中国5.3%
イタリア2.7%
スペイン2.7%
フランス2.4%
アメリカ1.8%
インド1.5%
日本1.4%
韓国1.4%

感染者数=致死率でない理由とは?

ユーザー

どうして感染者数が多いアメリカやイタリアより、メキシコや中国の致死率が高いんですか?

ICheck

それは医療現場の環境が大きく影響しています。

春に感染者数が爆発したアメリカやヨーロッパは当時、医療現場の対応が追いつかず死者を出してしまうことがありました。

しかし、今はコロナの医療環境が以前よりも整っていることから感染者数が増加しても致死率が低下する国が多くみられているんです。

ユーザー

それでも100人に1人は死亡者が出るなんて、恐ろしいウイルスですね…。

ICheck

日本は1.4%という致死率になっていますが、重篤化しやすい肺炎や喘息を持っている方以外も気をつけなければならないウイルスなんです。

まとめ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡者数(世界基準)と国別の致死率をご紹介しました。

未知の脅威となった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、わずか半年で50万人の死亡者を出しました。

そして、2020年9月29日は100万人、12月4日には150万人が命を落としてしまったという悲しいニュースが入ってきています。

感染者増加に伴って医療従事者への負担も大きく増え、十分な医療環境を整えることができない国が多くありますが、各国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの提供が始まりつつあるのが大きな希望となっています。

この記事で取り上げた世界における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染死亡者数を知ることで、より危機感を持っていただけと思います。

自分を守るため、家族を守るために、常日頃から感染拡大防止に努めていきましょう。

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