ミニマル?ミニマム?どっちが正しいの?スキンミニマリズムが意図する「ミニマリスト」とは?

時代の流れは、エシカル、サスティナブルへと移り始め、ミニマルから派生したミニマリストという言葉をよく耳にするようになりました。ミニマリストとは、「物を必要最低限しか持たない、ミニマルなライフスタイルを実践する人」という意味で使われています。ミニマルという言葉が一般に普及されたのは、この価値観を生活スタイルに取り込んだ「ミニマリスト」のおかげかもしれません。

ミニマルとミニマムの違いは?

その語源となるミニマル(minimal)とは、「最小限の」と訳される形容詞。一方、よく混合されるミニマム(minimum)は、最小限度や最小量を意味し量を表す言葉として使われます。
では、「ミニマル(minimal)」と「ミニマム(minimum)」、日本では同じようなニュアンスで使われていることもありますが、実際のところはどう区別するのでしょうか。

どちらも最小限を意味するところは同じと言えますが、ミニマムは絶対量を示して、法律など決められた範囲において最小限であることや、数式として使われるものです。これに対してミニマルは相対的で、量だけでなく「質」を表す言葉として使われています。

特に英語圏では、明確な区別をされて使われていると言います。ミニマルが「可能な限り少ない量であり、最低限充足する量」を示しているの対して、ミニマム(最小単位、最低限、最少量)は等しい量を示していないこともあるのです。

日本では、直訳のとおり、最小限を示す意味が強く、モノを最小限にするという意味から、断捨離、とにかくモノを捨てる、身の回りのモノを極限まで減らすといった理解をされる方が多いかもしれません。

自分にとってのお気に入りアイテムを永く使い続ける

自分にとって本当に必要なものを探し出し、選ぶこと。
ミニマリストが大切にしている価値観で、絶対に間違ってはいけないのがここです。探すポイントは、「流行に乗ること」ではないのです。

あくまで、誰かがではなく、自分が主体でなくてはなりません。一度気に入ったものを永く愛用する。これもミニマリストのスタイルと言えるかもしれません。ミニマリストとしての価値観は、エシカルな暮らしのなかに存在しているとも言えるでしょうか。

古来より、日本には「少ない物でシンプルに暮らす」という概念が昔から存在していました。日本においては「もったいない」という言葉や、江戸時代における「循環のある暮らし」、禅が示す思想や美意識は、ミニマリストの概念に通じるとも言われています。

スキンミニマリズムが意図する「ミニマリスト」とは?

スキンミニマリズムというと、スキンケア化粧品の断捨離あるいは肌ファスティングと混合される人もいるかもしれませんが、これらとは全く別物。「スキンケア化粧品をやめる」という行為を推奨しているのではなく、肌に必要なもの、もっと言うと、肌内部の自立を促す成分が配合されているスキンケア化粧品を厳選して、シンプルなケアをすることをスキンミニマリズムでは薦めています。

化粧水→美容液→乳液→数種類のクリームと重ねて塗るのが当然のように教え込まれてきた、私たちのスキンケアの常識。でも、これには疑問を感じることも少なくありません。

届けたい成分をシンプルに塗るだけ。時短や手軽さの象徴ではなく、お肌のためにシンプルが一番。ここにミニマリストの価値観が生かされるのだと考えました。 若く美しい肌にとって必要な成分を自力で分泌できるようにすることが、スキンミニマリズムの本質であり、真のエイジング・スキンケアだと思っているからです。

まとめ

「スキンミニマリズム」が意図するミニマリストの価値観について、整理してみました。上質なもので、シンプルにスキンケアをするという意味合いをより深く理解いただけましたでしょうか?重ね塗りのスキンケアに疑問を感じているならば、ぜひ「スキンミニマリズム」を体験してみてくださいね!これまでとは違って、お肌が喜ぶ感じを実感できるはずです!

<参考サイト>
ミニマルが意味する“最小限の暮らし” 所有と消費を見直し、地球と社会にやさしさをhttps://eleminist.com/article/536

スキンミニマリズムを体感する!ミニマルなスキンケアを実現にした基礎化粧品「BABY PEPTIDE」