連載スタート!20年以上ものあいだ、ニキビ肌と敏感肌に苦しんだアラフィフ女性の「スキンミニマリズム体験記」その1

~ 年齢は関係ない!その習慣を見直せば、何歳からでも美肌は手に入る ~

Prologue

「スキンケアはできるだけシンプルに」、そんな風潮はモノへの価値観が変わってきたことを感じさせる象徴的なことなのかもしれません。

しかしながら、現実は違いますよね・・・

長い年月をかけて、「肌は老化していく」というボディーブローのように現れる症状を一時的に改善もしくは予防するためという前置きを受けて、

「スキンケアとは、肌に良いであろうと思われるモノを次々と肌に“塗りたくる”もの」と刷り込まれてきた習慣は、そう簡単に変えることはできないものです。
これが多くの女性が陥り、次から次へと美容アイテムを買い足し続ける理由とも言えるのでは?

もし、効果がないのだとしたら、「今のその習慣を手放せば、誰もが羨む美肌を手に入れることができるよ」と言われても、アナタは今すぐ手放すことができるでしょうか?
これは、20代からニキビ肌と敏感肌に苦しんだアラフィフ女性のモモさんが、ある一人の医師との出会いで、長年の悪習慣を手放して「スキンミニマリズム」を実践し、他人から褒められるほどの美肌を手に入れるまでの奮闘をまとめた実録体験記。肌トラブルに悩んでいる方、今からではもう無理だとスキンケアを諦めている方へ、「お肌は、ケアの仕方ひとつで変わる」という一例として、ここでの記しが参考になると嬉しいです。

その1ニキビに苦しみ始めたのは二十歳から!?遅咲きニキビのきっかけはスキンケア化粧品を使い始めたことだった

私、モモは、10代、ニキビはおろか肌トラブルとは無縁で、それどころか、友人たちからは「白くてモチ肌」であることを羨まれるほどでした。スキンケア化粧品を使いはじめるまでは、その後長年にかけて、自分が肌トラブルという悪夢に苦しむことになろうとは思いもしませんでした。

最初のスキンケア化粧品は、祖母の時代から訪問販売にやってくる「おばさま販売員」から購入した有名な某大手化粧品会社の若者シリーズ。

いつも顔なじみのおばさま販売員の、「おばあさまやお母さまの化粧品は高額なんだけど、まだ若いからこれで十分よ!お年頃になったら、基礎化粧品は洗顔フォームでお顔を洗って、化粧水→美容液→乳液→クリームの順でつけるものよ。」との説明に、何一つ疑うことなく使い始めることに。

今では配合されている成分がわからないまま自分の肌に何かをつけることなど怖くてあり得ないけれど、この時はまだ“成分”自体に興味も関心もなく、「年頃になると塗るのが当然なのか」くらいに気軽に考えていたように思います。正直、肌に何かを塗ると行為自体、必要性を感じていなかったし、本音は面倒くさいな、くらいにしか思っていなかったかも。

使い始めて10日近く。肌に赤や白のぶつぶつが顔中にできはじめたのを覚えています。

化粧品かぶれ?と母はすこし疑ってかかっていましたが、「今まで何もしてなかったからお肌がびっくりしてるのよ?!」「好転反応かしら?」などと祖母や化粧品販売員からは簡単に片づけられましたね。「若いから、すぐに綺麗になるわよ」と付け加えて。

その当時、誰もが“若いから”と理由づけて片づけてしまっていましたが、まさに、これが悪夢の始まりだったのです。

この時点で、スキンケア化粧品というものに対して、まだ一ミリの疑いを持っていなかったことが、その後の波乱と莫大な出費につながっていきます。肌トラブルは、ひとを不幸に陥れることができるくらい、威力をもっていることをこの時点で言い切っておきます。

その2に続く

著者/モモ(40代後半)
二十歳から肌トラブルに悩み、20年以上、苦しみ続けた経験をもつ。“美容好き”という訳ではないのに、肌トラブル(主にニキビ肌)が原因でコスメ不倫を続けて40代を迎え、ひとりの医師の一言で、スキンケアの習慣を変えたことで苦悩から脱出。トラブルのない美しい肌は何歳からでも手入れることを実感した自身の経験から、嘘偽りのない「スキンミニマリズム体験記」を記している。今では「ミニマルを追究し続けたスキンケア化粧品」の企画・開発に携わる一方、「スキンミニマリズム」の普及活動に注力している。

これまでの習慣を見直して、美しさを手に入れる。上質でシンプルなスキンケア化粧品「BABY PEPTIDE」