2023/08/14

性感染症の啓発活動の一環として、渋谷でうちわを無料配布!

イベント

令和5年8月19日(水) 14時から、渋谷にある三千里薬品様に協力していただき、梅毒の感染拡大防止に関する啓発活動の一環として、うちわの配布を行います。

都内の令和4年(2022年)の梅毒報告数は、3,677件で、平成11年(1999年)の現行調査開始以来2年連続で過去最多となり、本年も現時点で去年の1.1倍と引き続き増加傾向にあります(7月23日時点2,087件)※1。特に近年、女性の報告数が増加しており、直近10年で約40倍となっています。年齢別では、男性は20代から50代、女性は20代が多くを占めています(*1)。

梅毒は性感染症であり、「梅毒トレポネーマ」という、らせん状の細菌に感染することによっておこる病気です。感染者の血液、精液、膣分泌液などに含まれており、粘膜や皮膚に直接接触することにより感染します。また、妊娠中に梅毒に感染した場合、母体から胎盤を介して胎児が感染する「先天梅毒」が起こり、それに伴い流産や死産、知的障害などにつながる恐れがあります。ただし、梅毒は、早期に治療を行えば完治することが可能です。

梅毒の感染が特に若年層で感染が広がっている中、渋谷を拠点にされている三千里薬品様に協力をいただき、若年層が集う渋谷のセンター街で、うちわを配布することとなりました。
このため、ICheckでは地域の健康増進を目的とし、梅毒の感染拡大のためのスクリーニング検査啓発活動をいたします。ICheckは引き続き、早期発見によって多くの皆様に梅毒の重要性を認識していただくことを目指しています。
(*1)東京都感染症情報センター(https:// idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp


梅毒感染拡大防止啓発うちわ(表)

梅毒感染拡大防止啓発うちわ(裏)