抗原検査を受けるべき基準は?ひとりで悩まず相談を
監修医師プロフィール
堤 直也
社会人経験の後、医学部学士入学を経て、医師となる。
国立病院機構等勤務のあと青い鳥会に勤務し現在に至る。
総合内科医、在宅医療の専門医として在宅医療の意味に真摯に向きあう。
抗原検査を受けるべき基準を知っていますか?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大が影響し、37度以上の発熱に対しては過敏に反応する社会になってきました。
コロナ流行前であれば多少の熱が出ていても体が元気であれば会社へ行き、外出も気軽にしていたと思いますが、今そんなことをしたら大変です。
もしかしたら新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染しているかもしれない…発熱は代表的な症状ですが、それ以外にも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染を疑うべき症状はあります。
この記事では、抗原検査を受けるべき基準について紹介していきます。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗原検査を受ける基準について
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)抗原に反応する抗体を使い、PCR検査よりも簡単に早く感染の有無を調べることができる抗原検査ですが、どのような症状が出たら受けるべきなのか基準がわからないという方は多いでしょう。
ここからは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗原検査を受ける基準について紹介していきます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する検査が必要か否かの判断は、保健所か病院がします。
自費診療でよければ症状が出ていなくても検査を受けることは可能ですが、発熱などの症状が出たからと病院へ行き、確実に保険適用で抗原検査が受けられるわけではありません。
医師が必要と判断した場合のみ、保険適用で抗原検査を受けることが可能です。
検査が必要かどうかは病院か保健所が決めるんですね。
それでは、病院へ行くべきかどうかの判断基準はどうしたらいいですか?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状が出ている時は、都道府県が設置している相談窓口や、近くの病院へ連絡しましょう。
息苦しさ、発熱、倦怠感、咳など、風邪に近い症状が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の初期症状であると言われています。
自費で抗原検査を受けようと思っている人も、上記で説明している症状が確認できてからがいいですか?
37.5度の発熱が4日以上でていることが少し前は基準でしたが、それでは遅い可能性があるとして今は撤廃されています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染の疑いがある症状が出ている場合は自費で抗原検査を受けようと思うのではなく、保健所や病院へ連絡することをおすすめします。
医師の判断を聞き、検査を受けるべきかどうかを相談しましょう。
まとめ
抗原検査を受けるべき基準について説明してきましたが、参考になりましたか?
基本的には自分で決定するのではなく、検査を受けるべきかの判断は保健所か病院に任せる方が良いです。
検査を受けるべき明確な基準というものは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にはありません。
病院や保健所へ連絡した時にヒアリングされ、熱が後◯日引くまでは様子を見て下さいなどの指示をもらえることもあります。
まずは連絡相談し、検査を受けるべき基準についても医師の判断を待ちましょう。
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