新型コロナウイルスになるとどのくらいの期間抗体ができますか？
監修医師プロフィール
リチャード・カシンスキー
2010年 京都大学大学院医学研究科博士課程後期修了（医学博士）
2014年 神戸大学医学部医学科卒業（医師）
2016年 ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院麻酔科・集中治療科フェロー修了後、東京大学大学院医学系研究科法医学教室客員研究員を歴任
現在 コンゴ共和国医療最高顧問、心和会 江東メディカルタワー総院長、都立広尾病院救命救急センター医師、スタンフォード大学医学部スタンフォードソリューション共同創設者、あしなが育英会評議員他を務める
コロナウイルスになるとどのくらいの期間抗体ができますか？
コロナウイルスに感染するとどのくらいの期間抗体ができる？
どちらかというと、４ヶ月間効果が期待できるとされています。
徐々に日を追うごとに抗体価が落ちていって、どこかのタイミングで免疫力などを含めてコロナが入ってきてしまうことがあります。
当たり前ですが、抗体はやはり無くなっていくのですね。
今のデルタ株は特になんですが非常に複製能に優れているんですね。なので、問題としてあげられる事は抗体の有無だけでないんですよ。
ワクチンの強さとコロナウイルスの感染力の強さの関係
ワクチンを打っていても同じでしょうか？ワクチンを打った状態とウイルス感染との関係はどのように考えたらいいでしょうか。
ワクチンを打っていても、鼻の中のウイルスを採取してみると増殖している可能性もあります。盾と矛の話に言い換えると盾がワクチンだとして、ワクチンは力価、抗体価、様々な表現がありますが、抗体がどれだけあるかという話で盾の強さを判断します。
ワクチンを打ったとしても、どれくらいの抗体があるかという事なんですね！
矛に関しては、ウイルスの1回の曝露量で考えられます。例えば互いマスクをして会話している状況下で、会話中たまたまくしゃみをして少しかかってしまったとしましょう。この時に感染したかどうかは、その時に飛沫しらウイルスの量に依存します。ウイルスをかぶった量が多く、かつ抗体の量が下がっていれば感染するリスクが高まります。
だからこそ、その時の状況で盾と矛。つまりウイルスとワクチンのどちらの量が多いかによって感染するか否かが分かれるというイメージなのですね。
そうですね！逆に、抗体の量が十分ある状態でウイルスをかぶった量が少なければ、感染するリスクはそこまで高くないという考え方になります。
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コロナウイルスになるとどのくらいの期間抗体ができるのでしょうか？
3ヶ月は効果が期待できると聞きますが。